戦後、松林から偶然に湧き出した温泉。ゲートボールが楽しめる。
磐梯朝日国立公園・吾妻連峰
福島・新潟・山形の3県にまたがり、北海道の大雪山に次いで全国第2の面積規模をもつ国立公園です。側には、見所の中心である磐梯山・吾妻連峰・安達太良連峰・飯豊連峰の一部などの山々と猪苗代湖があります。磐梯・吾妻地区には磐梯吾妻スカイライン・磐梯吾妻レークライン・磐梯山ゴールドライン・西吾妻スカイバレー・母成グリーンラインの観光道路が整備され、名実ともにふくしまをリードする観光圏をかたちづくっています。大きな特徴は、ダイナミックな火山地帯とそこに生きる動植物の生態がつくりだす、変化に富んだ自然景観の広がりです。とりわけ、激しい火山作用や厳しい山岳の環境条件のもと力強く生育する高山植物の数々は、訪れる人々の目と心を清らかな喜びで満たしてくれます。天然記念物であり、県の花にも指定されているネモトシャクナゲ(ヤエハクサンシャクナゲ)は、吾妻連峰、安達太良連峰に自生するもので、2重3重の花弁が特徴です。 磐梯高原誕生の後ろだて役にもたとえることができる吾妻連峰は、最高峰の西吾妻山(2035m)をはじめ2000mクラスの山々が連なる那須火山中最大の山塊です。指定:国立公園